灰色猫のお気に入りの歌一覧
千映
「色白ね」定期健診医師の声はにかむ母に女の顔見た
20
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千映
ブーツなど洒落た靴などない時代雪も雨も年中ゴム長
16
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曖緒子
雪融けず 重なる轍踏みしめる 今朝も昨日と同じ歩幅で
8
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葱りんと
白一面 花見当たらず 寂しいと 思うな稚児らの ジャンバー咲いてる
21
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まあさ
次はいつ帰ってくるのと聞けぬまま ありがとうねと息子見送る
28
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石川順一
ムスカリは春に咲きます玄関の前に夕暮てんでばらばら
18
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へし切
冬ざれの野辺のこの身は枯れ尾花 憂き世の風に吹かれ朽ちなむ
25
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inosann
妻願う「さん」付けて呼ぶこだわりを守り続けて三二年
26
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ひの
星隠す雲のようだね身を覆う泡は明日の貴方のため滑り落つ
6
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虹と星
すぐ太る食べ物を売るメーカーが痩せるとされるお茶を売ります
6
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桐生賄
明日にでも 皮が剥けそな 子の足は 頑張っている 証だよねと
27
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只野ハル
転院の退院入院連続に少し疲れて病室を出る
17
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コーヤ
紅染めて俯き笑う寒椿乙女がはにかむ姿にも似て
24
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コーヤ
気取らずに色艶みせる紅椿笑みから伝わるあなたの魅力
24
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nifu
洗い場に溜まった食器の水の音しとしと夕日が沈むのを待つ
7
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沙久
暗澹とした道?崖が続く道? 私は「私の道」を行こう、と
25
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沙久
友の言う 本が収まる ジュンク堂 短歌予算を 工面して買う
17
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bgvillea
寒空に雪のひとつも降りよればただそればかり思ふと言ふのに
5
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藤久崇
大地震の あらざる代こそ 無きなれと 歌に知らしむる 末の松山
20
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祈り花
老いの身に餘る時間を手仕事に小さき幸を見つめてゐたり
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