灰色猫のお気に入りの歌一覧
千映
妻亡くし独り寝の辛さ知る歌に男の優しき心感じる
16
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詠み人知らず
融けもせず黒く汚れた雪たちは 人の弱さを主張している
32
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万陽
金柑のコロコロとした愛らしさひよこにも似てしばし眺める
22
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千映
君くれたスペアミントガム「ごめんね」の意思と思えば辛さも倍増
11
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まあさ
今年から「健康感謝の日」にしよう 一・一九 大切に生く
25
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野々花
跳ね返すバリア持たない心には君の優しさ突き刺さるだけ
25
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野々花
毛糸編む私の指をマジシャンと褒めくる児らにおミカンふたつ
30
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恣翁
外は未だ 包まれたるらむ 夜の色に 垂りの音に驚き 起くるも
25
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詠み人知らず
ふと君を思ほゆこともあるぞかし今は他人の名もなき君を
4
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藤本
色水で汚されていくパレットにきみの分だけ空白がある
5
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虹と星
でっち上げつづけた上に立ってます もうひとりでは降りられません
3
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詠み人知らず
先輩に良い匂いだと言ってから 顔赤い我 笑う先輩
7
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月虹
やはらかく積もる粉雪彼方から降る言の葉に応ふ恋歌
78
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はやみ
もし君に数多の瑕がなかりせば我はかくなむ思はざらまし
7
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はやみ
毀れぬる想ひの欠片に心痛む治すべき薬永遠に探したり
5
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藤久崇
春来よと 言いそ雪見も 妙ありと 言い分くる氷の 雲ぞ居るかも
15
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吉野 鮎
帶解けば汗ばむ肌を衣落ちて滾りしものの流れゆく夜
6
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千映
積もりたて雪に苺の密掛けるきっとこの世に誰かいるはず
21
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吉野 鮎
衣擦れの裾の亂れを氣づかひて歩み緩める風花舞ふ路
9
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吉野 鮎
一瞬の躊躇ひ帶の間に結び逢瀬の夕べに風花舞ひくる
7
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