灰色猫のお気に入りの歌一覧
萱斎院
花とても散るべきさがと世の中を 知らするものは枝のあはゆき
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葱りんと
息子等の 一局観ながら 茶々をいれ テキトーなヒント 楽しい肴だ
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只野ハル
転院し環境変わり訪ねれば我は違和感父は微睡む
16
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亀王
時は駆けあの日奪ったくちびるはぼくに吸いつくくちびるとなり
3
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恣翁
びしょびしょの 雪解の道を通へれば 革靴の先ゆ 沁みにけるかな
16
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夢士
枯れ枝の福良雀や実のごとしパンと柏手数多飛びゆく
26
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石川順一
雪の音ようやく止みぬ屋根からの落雪続いた二日間かな
17
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万陽
蚕が葉を虫食むごとく我の子も好物のみの虫食いをする
11
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コーヤ
紅の 笑みもれいずる 一枝の 麗し姿 君と重ねて
22
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コーヤ
寒風にひるむことなく平然と清し白梅揺れて微笑む
24
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沙久
いつの日か誰かを照らすおひさまになれたら満足して死ねるでしょう
19
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沙久
神の手によるものなのかDNA 時に残酷な配列さえも
18
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リクシアナ
薪を焚き熱い湯うめる窓の雪遠い昔が湯舟に浮かぶ
27
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沙久
ガン検診の結果に安堵も「いや、待てよ」 残る関門まだ一つあり
18
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絮谷新
黒髮の澪に落ゑつつ薄紅に染むる背の胛塋に
21
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雪柊
舞い踊り 声高らかに歌う吾子自作の歌詞に謎が深まる
23
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リクシアナ
冬日さす合わせ鏡の虹のなか銀の鋏は黒髪さばく
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雪柊
降雪の予報を聞きて肩落とす幼き頃とは逆の感情
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雪柊
吾が子寝て 二人ソファーで寛げば昔に戻り 名前で呼び合う
21
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石川順一
接近が不快な場合早朝は冬でもパンジー咲く如しかな
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