詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
もなこもち
パキッと目を覚ましムックリ立ち上がり あああよく寝たアボカド切ろう
6
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千映
朝一のお茶の味さえ白湯のよう味覚障害三日目の朝
10
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千映
人間の専用蘇生庫あるならば入ってシャキッとしたい心境
10
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千映
三日間風邪に遊ばれ床に臥す大手毬に励まされ起きる
16
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恣翁
托鉢も途絶えし塀に 雨滴染み 蝸牛の痕ぞ 草書に似ける
19
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沙久
誰も居ぬエレベーターがひんやりと 出迎え「来たか」とニヒルに笑う
13
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へし切
ひとり住む夜のしじまの静けさは年経るごとに耐へがたきかな
28
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仔柚
試着室薄紅色のこの服が貴方好みか思い巡らす
7
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仔柚
うら若い鼓動のように跳ねる雨仰げば近く愛し横顔
7
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野々花
春の花 一番好きをあげるならすみれ?たんぽぽ?あなたの笑顔
15
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桐生賄
そよそよと風に小枝が揺れる様「山振り」転じてヤマブキとなり
14
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たけくらべ
うち靡く春の憂き夜に忍ぶ身を恋しかるとは人知るらめや
15
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コーヤ
母の日のカーネーションの花束に亡き母の愛思い出したり
16
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コーヤ
新緑の息吹がみつる野辺のみちひときわに咲く深山躑躅
17
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ながさき
上弦の 月はおぼろに 山の端に 優しく光り 野山を照らす
21
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ながさき
特養の 車イスでも 元気です 友と二人で テレビ観る母
24
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ながさき
透きとおる 秋空の下 考える 言葉の「色」と 「景色」について
21
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ながさき
縄文の 一万年の 文化には 世界が注視 豊かな知恵が
18
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野々花
シトラスの匂いの髪を手ですけば優しい嘘が風に溶けゆく・・・・
14
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林林
友の名を覚えたくって紙に書く窓辺の桜 月に照らされ
18
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