詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
赤俊雄
よせかえる波にさらわれ消えてゆく言葉を指で刻みつづける
10
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コーヤ
花も去り若葉がひかる山桜小さき実り赤く揺れおり
22
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コーヤ
野辺に射すひかりの弦を奏でひくそよ吹く風の春の楽筝
19
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リクシアナ
桜花今宵君にと満開の衣を装い待つ花明かり
14
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リクシアナ
終業の打刻軽やか午後1時プルタブを引き独り桜見る
19
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林林
「こうすればいいじゃんママは頭悪」そのママの膝少女まどろむ
21
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林林
大柄の白いカラーが庭に咲く母に似ており謹み手折る
24
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千映
母の日のバームクーヘン今日母へお礼の電話涙涙で
10
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林林
子供らが子どもでいるのはあと数年限りある日々がっしり向き合う
19
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へし切
楽しきも苦しきことも分け合ふて好きも嫌いもみな受け入れて
22
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沙久
お母さん 何度呼んだかわからない まだ呼んでいたい「お母さん」って
13
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へし切
愛らしきもみじの如き手を合わす孫に微笑む婆々の遺影
24
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へし切
愛し孫 長き旅路の里帰り よろこび勇み抱けば泣かれ
27
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へし切
見つめれば知らぬふりして咲く紫蘭 うつむく顔の愛しかりけり
18
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灰色猫
意図せぬ言葉のすれ違いそんなことさえ許せないならもう終わりだね
24
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灰色猫
ばらまいた 拍手で集めた 得票を 眺めて悦に 浸る愚かさ
32
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灰色猫
生き恥を 晒すことなく 自害した 英霊たちの 矜持に黙す
18
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灰色猫
百年後二百年後のの人々が 英知であったと思える政治を
15
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灰色猫
ボロボロに 打ちのめされても 君の名を 呟くだけで 強くなれるよ
15
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コーヤ
咲きて散り彩り移ろう野辺のみち鳴く鶯の声も艶やか
18
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