詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
万陽
老木に 家紋の梅の 咲き乱る春の嵐に 負けるな老梅
12
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万陽
青果店 頬赤らめて こちを見る嫁入り前の 苺の集団
15
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矢車菊
白い息を雪の時間に閉じ込めて思い出ひらり結晶となれ
25
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矢車菊
軒先に雛を飾りて行きかへば汽笛が春を呼ぶ鞆の浦
21
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絮谷新
冬蝶を留む氷瀑覆ひたるは永遠に降り積む氷河のしじま
20
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野々花
ふんわりと優しい色のカーディガン羽織って貴方に逢いに行きたい
21
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inosann
雨風に抗うごとく若き日の気性の荒さ今も秘め持つ
26
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桐生賄
すり下ろしりんごはカレーに欠かせない 供物を一つ頂きますね
18
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藍子
子の帰る道を見守る老人の心の潤いただ「ありがとう」
16
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藍子
日脚伸びもうすぐ春のこの季節午前五時半日の出見つめる
10
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野々花
哀しいね今日は朝から雨降りで想い出さえも滲んでしまう
18
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海原 真生
君が為 じっくりしっとり 塩サウナ 磨いても磨いてもキレイにならない
5
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高松 蓮
窓の外 高層ビルの 立つときに 見える景色の 変わる淋しさ
9
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まあさ
たくさんの 落し物して 駆け抜けた 嵐見送る 静かな夕日
18
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河のほとり
人ばかり花咲く春を言祝げばくやしくおもへ谷のうぐひす
16
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河のほとり
憂きにかへつらきにかへて春されば花の咲く世ぞ今はたのしき
17
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夢士
「さようなら」曲がる車の孫の声両の手振りて星空見上ぐ
31
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へし切
年ふればこの身は老いぬしかあれど散るとも花の春は来にけり
35
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葱りんと
雛人形 面倒くさいと思いつつ 飾る楽しさ 少女に返る
21
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はつなつの
イギリスより戻りし我を迎ふるはかくも小さき母のなきがら
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