庭鳥のお気に入りの歌一覧
四季野 遊
朝路来て何の事無い水田に君に見せたき蓮の一輪
4
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螢子
あの人のいない時間を埋めるよに始めた言の葉遊びに埋まる
3
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あまいりょう
貝塚という街にたたずみ大らかな紀元の海の波音を聞く
7
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詠み人知らず
黒き羽輝く緑の胴細くいずこより来し美しきもの
12
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銀ねず
なるようにしかならないがなるようにするのも人のつとめと思う
16
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さる
真夏日をわがもの顔に蝉の鳴く何もせずとも汗吹き出ずる
1
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詠み人知らず
さまざまな情報機器から離れ行く旅は小さな死かもしれない
6
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詠み人知らず
かなしみの穂先にまいたやさしさがとけてながれてまた突き刺さる
6
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水葉
今まさに溢れ降りたる天の川癒しの雨か姫の涙か
5
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たんぽぽすずめ。
いつの日もあなたをおもふ笹舟で水面に文を描いてゆけたら
18
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たんぽぽすずめ。
かわいいね一言だけど野に川に海に夜空に胸が広がる
5
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たんぽぽすずめ。
ドアを出て左肩までナナちゃんはインコだけれどよちよち歩く
7
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詠み人知らず
愛憎を知った女の恍惚を照らし出す様なクリムトの金
11
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たんぽぽすずめ。
リモコンに埋もれて眠り朝ぼらけどれがテレビか 分からず目覚む
4
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さる
わが庭の蹲の水 飲みに来る 尾長てふ鳥 喧しく啼く
1
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羽
闇のなか迷うばかりであてもなく雷鳴をきく少女の日々に
3
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詠み人知らず
育ちゆく苗と一緒に元気よく大きく伸びるその草を抜く
4
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猿ノ丞狂介
人はいさ耐得るか知らずふるさとはクサヤの香にぞつつまれてをり
4
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詠み人知らず
もし君が草食系な男子ならわたしいまからほしくさになる
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たんぽぽすずめ。
少しだけ景色を見せて読む人を信じる事が 短歌の命
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