詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
安井シンゴ
濃い淡い 八重桜花 雨打たれ ひとえここのえ それぞれに散る
15
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滝川昌之
スーイスイ ツバメは去年の別荘の傷み具合に新居を模索
27
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詠み人知らず
こつこつと積み木の城を築けども無情に崩す魔者が棲めり
24
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詠み人知らず
亡き母の文庫本読み気に掛かる 何を想うや折り目のページ
184
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詠み人知らず
愛なんて無ければ無いで生きられるスッキリスイスイ空飛ぶカモメ
29
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ガイトさん
昔見た子どものときの星空は輝いてたね今よりずっと
11
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詠み人知らず
いるはずのない電車内あなたの香跳ねる心臓パブロフの犬
16
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藍子
仮面うつ患っているわが夫自覚できれば楽になるのに
13
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まあさ
病室の 窓から手を振る 夫へと 取り繕った 笑顔を向けた
27
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万陽
雨の中 干物のように 垂れ下がる鯉のぼりに似た 気持ちの重さ
19
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詠み人知らず
軽々と命掛けると言うなかれ 負荷に堪えうる ハンガーはない
30
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山崎ふゆ彦
日焼けして精悍な顔で勝負した吾五三歳の履歴書の写真
8
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松本直哉
子のために八朔むけば清しき香春たけなはの昼のしづけさ
16
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安井シンゴ
灰色も明るき空に新緑の 目に艶やかな春時雨かな
12
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inosann
ときおりの義母のトゲある言の葉を受け止める器なきを悲しむ
24
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inosann
吾がうちの生きる力の尽きるまで今は売れない時は流るる
24
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inosann
いくつかの心の傷が癒えるよう今日の出来事歌にしてみる
106
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大上
我が憂ひも醉ふて見上ぐる春の夜に掛かる願ひの數に及ばず
11
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大上
野旋律初し緑に雲雀らの紡ぐ音色に重む日射しよ
10
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秋日好
鈴なくし迷ふ小猫の足跡を荊の中に如何に見るべき
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