詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
石川順一
早春の雨は午後から何時の間に夜には止むが無風の地帯
18
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恣翁
春まだき 眠れる山を醒ますべく 面洗はなも 柔らかき雨
22
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コーヤ
変えてみた リップや服を 春色に ただそれだけで 心は弾む
17
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コーヤ
本年も 男雛女雛が お出まして 娘たち見守り 変わらぬ笑みで
13
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沙久
「この世界、悪くないよ」という君は強く何かを乗り越えた人
25
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沙久
君のこと大事に育てた手が生んだ料理はさぞかし美味かっただろう
17
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リクシアナ
白群に海原染めて群来いたり小樽の浜に春訪れる
25
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海原 真生
雨音が 叩く私の中のドア 呼ばないで 消えてしまいたくなる
5
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千映
健診の結果を聞きに病院に「まだ肥れるってお若いんですね」
12
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千映
蔭ながら吾を支えてくれる人切手の要らぬハガキでお礼を
16
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灰色猫
短槍の用心棒は頑なな誓いを破り虎となりぬる
19
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灰色猫
もう二度と試合に出ること叶わなき無残に散りしなでしこの華
18
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灰色猫
掬うても掬い尽くせぬ冬の海凍えた両手で空へ掲げる
19
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灰色猫
皺くちゃの折り鶴ひとつ棚にあり母が飾った我初めての鶴
30
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新座の迷い人
風強く 春一番が 吹き荒れて 春の足音 聞ゆる如く
11
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新座の迷い人
孫が弾く バヨリン音色 気に入りて ユーモレスク 懐かしく聞く
19
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野々花
落ちてなお色を留めし雪椿風吹くままにその身ゆだねる
31
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まあさ
己がじし 背伸びをせずに 飾らずに 素直に言葉 綴ってゆけたら
26
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野々花
哀しさは雨降る朝のせいにして恋の歌などノートに記する
26
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澄舟
とちおとめさちのかあまおう紅ほっぺあどけないふうで苺が並ぶ
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