詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
九條千鶴
いつからか夜より朝が怖くなり夢見ることもできなくなった
10
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詠み人知らず
「幸せにしているのか」と問う君の瞳にうつる吾の戸惑い
23
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リクシアナ
荷の重さ知らずに負うと言う人に肩拒まれて脇道を行く
18
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リクシアナ
会議室の緊張感を持ち帰り4缶目空ける指細き女
22
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リクシアナ
丘陵を手綱に委ね行く我に白球光る君のドライバー
11
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千映
介護には力と知恵と言の葉で忍耐の文字最後に登場
13
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絮谷新
ジャバウォックの咆哮響む春の宵ギムレットには少し早くて
13
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ラベンダー
祖父はもう 駄目なのかもと よぎれども 明日も奇跡 どこかで信ず
19
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霧凛
雪よりも幼き日々の君を見るそれにも氣づかぬ君の無邪氣さ
10
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藤久崇
土の香も 湧き立つ露の 注ぎては 今に桜は 匂い咲かまし
17
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藤久崇
如月の 露は桜を 斎ければ 花の咲くまで 天のまにまに
15
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ラベンダー
今はもう 生きてるかさえ 分からぬが 縁なき父の 誕生日です
18
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灰色猫
本当に難産だねと蕾もつソメイヨシノを徹夜でさする
22
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灰色猫
人類が滅んだ後も探索をやめることなきボイジャー1号
25
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灰色猫
悠久の老木の前ぼくたちはきわめて儚い刹那に恋する
20
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灰色猫
我が郷は淡きみずうみ雪解けの命の巡る鮎の郷なり
28
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片井俊二
耳たぶを紅く染めつつさす傘に牡丹雪ふる春への道を
13
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石川順一
連絡帳「誠」の文字は消しゴムで消せぬ箒はただの道具に
8
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夢士
毎日の判押すごとくバス待ちて探す大空朝の月影
20
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ながさき
幼児期に 与へてくれた 親の恩 忘れたままで 何処へ向かふ
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