庭鳥のお気に入りの歌一覧
猿ノ丞狂介
名にし負はばいざ言問はむ男女川なにゆゑ院に皇后なきかと
2
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螢子
ルーブル展七十五分の待ち時間人垣の中絵画は待てり
5
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詠み人知らず
井の縁におまえとわたし恐々と見よ混沌だ同胞蛙
3
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銀ねず
茄子をつまみ夏の香りにむせぶときほとばしりくる母のおもかげ
7
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銀ねず
いつかきっともしもずっとが占めているしあわせの国は意外にちいさい
17
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詠み人知らず
スペインの情熱薫る酒場にて隣の他人と交わす葡萄酒
6
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悠々
モエツキテ岩ニオチタル空蝉ノ無言ノウタヲ聴キ居ルユウベ
12
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悠々
カナカナノ ウタウ挽歌ハ 逝ク夏ヲ惜シミ哭クカヤ カナカナカナト
4
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悠々
カナシミノ小函ハ鳴ルヨワガムネニキミガ仕掛ケタ戀ノ曲ダヨ
12
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生レバー
あまりにも 二人の距離は 近すぎて 触れあう事すら 忘れた手と手
7
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みづ子
あの空に薄くたなびく紫の雲に散るらし涙の欠片
6
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詠み人知らず
性のなきいまこそわれ等謳歌せむ優しさをもて愛しさをもて
11
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きりあ
かのんちゃん親にはぐれた鳥だって泣かずにいるのよなくのはよそう
2
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きりあ
日常を抉りとるような鋭利な短歌空の高みで待っている
2
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詠み人知らず
受け入れよ泣くも悩むもあとにせよただ子を産みしが母になるなら
10
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詠み人知らず
若き日の燃へたつ恋の消えざりてわれ等の愛よいぶし銀たれ
5
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渡邉はるき
蝉時雨草のにほひは変はらねど思へば遠き夏の故郷
6
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美久月 陽
たおやかに折れまがるふりしていてもあなたなんかになびかないのよ
11
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猿ノ丞狂介
あしびきの山鳥がごときすねかじり自立し親の足をな引きそ
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田中ましろ
月に引かれてあなたに惹かれて心から満ちあふれてる潮持てあます
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