詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
ゆびきゅ
与えられた平和と自由を食べ過ぎて 前頭葉についた贅肉
33
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楓
梅雨空の庭に出て見る蓮の池下駄の鼻緒が痛い夕暮れ
15
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トーヤ
雨粒が透明だって気付いたの今日の世界はモノトーンだから
13
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リンダ
ちょうどいい甘さの桃は頬染めてつるりと皮を綺麗に脱ぎおり
12
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ゆびきゅ
若草におりた夜露がはらむ明日 月の息吹に そよと転がる
36
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リンダ
薄雲に隠れた月の曖昧な輪郭みあげ今宵も一人
19
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聴雨
咲き初めて朱夏にこぼるる凌霄花この花道を君と歩かむ
21
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庭鳥
制服が半袖になり太陽が剥き出しの腕ぎりぎりと刺す
10
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リンダ
終焉のベルを聞かずに席を立つ雨音だけが激しく続く
31
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若楓
恋すれば雨もまた良し水無月の紫陽花眺むひとつ傘にて
34
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夜考宙ん
大空を飛べるものなら飛びたいね遠い目をした ペンギンと俺
7
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トーヤ
日光を浴びて輝く緑たちさすがにちょっと眩しすぎるよ
7
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垂々
あんなにも間違っていたやり方のひとつひとつが青春だった
85
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まるたまる
もし君と二人で出掛けられたならいつから「恋」か教えてあげる
12
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トーヤ
ぽつぽつとずれてる苗がかわいいと豪雨で水も十分はって
7
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悠々
わが胸に青き壺あり蒼の水ふいにあふるること多かりき
40
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垂々
きっとなれる ミルクパズルを組めたならましろくなれる 壁に空の絵
19
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リンダ
若さとは美しいままあやふやで伏せた睫毛の長さにみとれる
16
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まるたまる
キッチンの汚れを見ないふりをして腐敗の進む私と空気
17
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まるたまる
風を切り駆ける少年たち光り太陽までも本気にさせる
16
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