赤橙黄緑のお気に入りの歌一覧
螢子
夜半時古時計の音チクタクと響く廊下は漆黒の闇
5
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リンダ
ひたひたとひとびと集ううたのわに射し込むひかり夏を連れてく
4
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羽
ひたひたと記憶の底を歩く人 足裏白く闇に浮き立つ
9
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じゆん
ひたひたと押し寄せるのが不安なら ばしゃばしゃ裸足で歩いてやろう
9
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浅草大将
から猫のひたひた狭き通ひ路は道にあらねど忍べ恋ゆゑ
14
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螢子
満ち潮のひたひた寄せる砂浜に二人佇み波の音聞く
9
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詠み人知らず
ひたひたと私の後を追う小人 さよならをした涙の化身
8
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詠み人知らず
幽玄な紫の宵 菖蒲園 白鷺は翔ぶ 誰の化身か?
4
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詠み人知らず
信濃川波はひたひたひたすらに思へど届かぬ心を流す
12
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さる
舟遊び 波がひたひた 船ばたをたたくがごとく 眠気をさそふ
4
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銀ねず
神奈川の方に流れた星ひとつゆららあたしはバカになりたい
5
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宇津つよし
丈夫な子ケンジにくらべ俺様は雨ニモマケテ風ニモマケテ
6
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リンダ
蒸し穴子そんなに長くシャリを抱き包容力など見せなくていい
3
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詩月恵
窓越しに向かいの人と目が合ってクスクス走る電車照れてる
2
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螢子
ひたひたと闇迫りたる夕間暮れ逢魔が時と呼ばれる妖しさ
7
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詠み人知らず
草の上 割れた鏡は散らばって 人それぞれの 夏、映し出す
9
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詠み人知らず
わが人に与ふる哀歌 太陽は蒼き虚空に しんと輝く
5
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さる
老ひの身に 黄泉の国から ひたひたと 迫り来るよな 影一つ見ゆ
5
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銀ねず
ひたひたと私を尾ける東京のタヌキはきっと四畳半敷き
6
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詠み人知らず
ひたひたと月光そそぐ器から刹那立ちのぼる睡蓮の夢
7
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