みろくのお気に入りの歌一覧
吉野 鮎
すずかけの實の面白き路の端に三つ拾ひて榮螺殼に插す
10
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詠み人知らず
打ち寄せる波に漂う夜光虫青く光りて惑星となる
13
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詠み人知らず
狂うなら狂ってやろうホトドキスお前の肉も骨もしゃぶって
6
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芳立
風やいかにうすくれなゐの花筏ながれてのちの藤いろの滝
14
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木タロー
舌の根のかわかぬうちに嘘をつくかわいた頃にまた嘘ひとつ
9
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灰色猫
日韓のひずみが諭す国籍を脱いだ言葉に耳をすまそう
14
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灰色猫
おかえりのキスが義務に変わった日それでも偽るくちびるの恋
17
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木タロー
星の蒼 月の緑に闇の藍皐月の夜の静寂にとけて
11
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灰色猫
自然への抵抗である歴史では辿りつけない深緑がある
19
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灰色猫
地図上の嵐の夜にとおせんぼされても結ぶぼくらはリボン
14
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木タロー
今昔に恋の名歌は数あれど伝え難きは昔も今も
10
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石川順一
富士山は幻となり口惜しき俳句で詠もう短歌で詠もう
10
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うさぎ
落ち込んだとき思い出すのが我の笑顔であってほしいな えへへ
8
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うさぎ
離れよう 決めた心に「待って」って言うかのような我へのLINE
9
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詠伝
「北海道出身二十九歳」の中途感にて浮遊してをり
11
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藍子
春うららいつの間にやら過ぎて行く気付けば初夏の爽やかな風
18
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己利善慮鬼
溜め息を甘い吐息と紛うほどあなたは僕に興味ないのね
5
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千映
ぜんざいに「塩入ってる?」と母のいうまだ衰えぬ味覚があった
22
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己利善慮鬼
春風の運ぶ優しさふうわりと白のスカートふんわりとする
7
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コーヤ
笑む花や草木に触れて走る風野辺の春の香窓辺に届け
20
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