万陽のお気に入りの歌一覧
想野
ラジオでは週末に雪もどるらし さし入る光につぼみほころぶ
13
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みやこうまし
妻去りて影一つなる寂寥に耐えて渡るや月の砂漠を
27
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まあさ
久しぶり タブレットへと 声かける 心ゆるみゆく 冴返る朝
19
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秋日好
バスを待つ 同じところに月がある 一日分だけ丸に近づく
24
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灰色猫
まだ冷たい春の夜風に吹かれては命を落とす儚き椿
27
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滝川昌之
夜遅く帰る子供に慣れてきて慣れることない妻を気遣う
112
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藤久崇
寒風の 吹くとも耐えむ 猶咲ける 春の証しの 梅を守りに
21
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みやこうまし
死別とは二度と会えない世の定め会いたく思うことの虚しき
21
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詠み人知らず
コンサート会場埋めるファンのごと枯れ木に群れる雀饒舌
26
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マスター
むすめたち パパがイケメンかと 訊くと無言の返事 佐保川の春
9
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inosann
建物の影に隠れし富士山が雪をまといてのぞいて御座す
16
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滝川昌之
「桃ですか?」 陽向に出した鉢植えを 見止めてくれる探梅の人
29
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野々花
思い出はいくつになっても美しく時に私を無口にかえる・・・
22
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まあさ
幼子の 如く季節を 語る夫 去年の二月の 寒さを知らず
30
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白亜嵐草
初恋の あの子の名前 知らぬとも 失くすことなき あの日の想い
11
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詠み人知らず
処方箋 1パーセントに致死的ミス 医者も人間 致し方なし
18
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inosann
むげ客の「犬の手術に三十万かかりぬ」と言うを軽くうなずく
19
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沙久
どんな自分でも毎日向き合い闘う これも大事な自分の仕事
25
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灰色猫
もし君の体とひとつになれるならのどかな君の瞳になりたい
22
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灰色猫
曇天の色を帯びたるゆりかもめ風上を向き春雷を待つ
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