朧月のお気に入りの歌一覧
コーヤ
ひらひらと黄色の蝶の舞う群れに眺め見えるは黄胡蝶花
15
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野々花
すれ違う笑顔に笑顔返したら吹く風少し穏やかになる
16
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林林
一日の終わりに鞄の中を出す見直しながら明日をつくる
35
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灰色猫
たくさんの 小鳥が集う 木になった あなたの木陰で 詩集をひらく
36
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恣翁
洗ひたる葱の薫りや 鯉飼へる川端の水に流れ 染むらむ
24
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コーヤ
一升餅 担いでふらふら 重たくて 我慢できなく ころんで大泣き
20
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へし切
寂しさに眠れぬ夜は夢の旅うたのわめぐり刻は深けゆく
31
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野々花
優しさを抱きしめたなら歩こうよ心が冷めてしまわぬうちに
11
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まろ
雨降りの夜ぢやないから眠られぬ心を占むるものの正体
8
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まろ
仮眠から覚めてもいまだ痛みをり頭の中は霞か靄か
6
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詠み人知らず
頬染めて渡したチョコのときめきを忘れてしまった白いブランコ
23
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灰色猫
狐火の 淡い光の 行列に 並んでしまえば もう抜けられない
37
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只野ハル
観覧車 ひとまわりして 降りるとき 違う世界に 着いたらいいね
192
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道ゆけば晴
冬晴れの穏やかなりし日にしたい心にかかる重荷下ろして
6
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コーヤ
原っぱに春の訪れ告げるよに枯草の間に蒲公英の咲み
24
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コーヤ
厳冬のときを紡ぎて山茱萸は蕾ほぐれり春を待ち侘ぶ
22
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林林
「お疲れ様です」で始まるメール来て ほっと一息 ちょっと嬉しい
21
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野々花
悲しみを含みし風の冷たさは他人に染まらぬプライドの色
25
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灰色猫
一羽では 寂しかろうと もう一羽 こしらえ並べる 雪うさぎ
53
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詠み人知らず
亡き母の文庫本読み気に掛かる 何を想うや折り目のページ
184
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