大野 冨士子のお気に入りの歌一覧
林林
願わくばミヒャエル・エンデのモモの如静かに話を聴ける大人に
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林林
未だ見ぬ津軽海峡うたいます心は冬景色へと旅する
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四季あきら
卓上に短くなりし鉛筆を 拾ひて削りまた使ひけり
8
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祈り花
思ひ出を纏へる妻の微笑みに時は靜かに過去へと戻る
14
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半格斎
甘酢和え もってのほか を頬張れば 秋は静かに流れ落ち行く
23
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石川順一
藤の木も少しは黄葉して居たり白粉花もまだ咲いて居る
20
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へし切
夏の日に陰に涼みしははそ原 秋はもみじに色づきにける
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鰹鯨
晩酌に箸は一膳あぐらしてまつ牡蠣と煮る椎茸の色
12
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近江の人
鏡見る事も忘れる毎日の明日はあの人眉揃えたり
5
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滝川昌之
まだ白く真っすぐ天を見るススキ 風よ弄るな空と知るまで
23
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千映
大腸の癌手術後の肉片の臭い時々鼻腔に現る
12
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紅孔雀
だき寄せて つつむ小さき 両肩の 重荷を分かち ともに生きたし
14
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千映
「お先でした」ATMで声に出す奥ゆかしさの表現ひとつ
12
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裕月
気がつけば台風一過の青空にアルプスの峰雪化粧して
7
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滝川昌之
そこらじゅう落ちてつぶれた銀杏に鼻をつまんで子供がはしゃぐ
26
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灰色猫
血に飢えた白き村雨抜きたれば赤く滴る氷の刃
16
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灰色猫
朱に染まる枯れ葉の道が美しくヴァージンロードを歩むかのよう
19
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ななかまど
台風とマイクの嵐過ぎ去りて朝のひかりと味噌汁の味
7
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近江の人
レッスン日朝の六時にもう一度音小さくして指確かめぬ
8
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林林
どれもいい、どれもいいから迷います 歌会何故に一人二票か?
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