おおみはじめのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
曇りあへず月影もなき夜はふけて闇きこころに五月雨ぞふる
6
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芳立
潮騒にいらへもせずや天ちかき島のいはねになれ果てにけり
5
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浅草大将
過ぎし春に残る思ひをたち花の香こそは匂へけふ夏は来ぬ
14
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芳立
たんぽぽの綿毛に吹かぬ世の風にいまだ聞こえず夏立ちぬとは
15
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恣翁
黒髪に 躑躅の一枝 挿さませば 緋の簪の 燃え上がらまし
22
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狭霧
日輪に並ぶ奇しき幻日に心忙しく明日を占う
6
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半格斎
ゐたづらに花を散らして風吹けば疏水を下る花筏かな
13
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水島寒月
暗き檻に横たはりゐる老ひ獅子の吠ゆるもならず目をしばたたく
4
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まるえふ
相果てて研ぎ澄まされたぬけがらの起伏をなぞるエアコンの風
8
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トーヤ
侵略はいつ終わるとも知らなくて山林の中走る特急
6
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山本克夫
夏空の青を証明したいから君のプールに高飛び込みを
6
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染季
疑いを咲かせてみせてアマリリス苦き蜜こそ胸に名刻む
16
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那緒
大声でアンパンマンを召還す正義の味方、わたしをお食べ
4
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ベイジー
遊びだと言い聞かせ引く恋みくじ 「大吉」の文字 今は御守り
10
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浅草大将
大原や過ぎにし春をしのび音も朧おぼろにほととぎす鳴く
9
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芳立
反逆の英雄なりし者のうた枠にはめたりNHK
10
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ねずみ
殺戮の伊吹ひとふきカビキラー人の業にてゐずるカビ死す
5
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詠み人知らず
雲居より月をいざなふ風もがな我が閨にのみ冴えてかよふを
12
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詠み人知らず
夕風の木の下影にたつなへに誰が舞ふ袖のゆれる胡蝶花
6
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蕗子
野菜ジュース飲めば箱がプコプコと鳴ることおかし 五月美し
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