灰色猫のお気に入りの歌一覧
果禾緒
現在を過去にしていく 濃厚なホワイトチョコを一粒食べて
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笹原八
混ざること 混ざらぬことの難しさグリーンピースご飯炊きおり
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へし切
遠き日の面影うかぶ沈丁花 君が夢路の夜思ふ花
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詠み人知らず
頤に花掬ふごと 手を添へて近づける君 脣を待つ
16
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詠み人知らず
称賛も 自信のなさが上回り 上書きするから残らぬ言葉
18
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詠み人知らず
弱きもの足りぬもの見え 本能で補ひたらむと 欠損の理解者
14
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詠み人知らず
見上ぐれば 心慰む歌聞こゆ 嬉し泪に漂ふ子猿
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詠み人知らず
意味チョイス 接続を見て判断す 助詞・助動詞の紛らわしさよ
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松井一馬
嘘をつく習性のある恋人を許して毛布をかぶせる仕事
6
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松井一馬
アリバイが「布団に入っていました」で無罪、不完全燃焼
6
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リクシアナ
うめ咲けば浮かれうさぎの歌会で鶯うたう声うららかに
23
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恣翁
手弱女の後れ毛 眺めし枕辺に けふ聞く 薬煎ずる音を
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詠み人知らず
女とて甘えられない現代社会、仕事第一、恋愛二の次
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石川順一
前日に知らせて欲しい掃除する主体は何時も急襲気味で
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石川順一
万馬券小林 淳一江田照男ゼンノエキスプレス、ミナレットなど
5
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石川順一
満々と水が満ちれば零れたりだから水替え嫌いに成れり
8
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コーヤ
輝いた笑みと語らう梅林の漂う香りに心もほどけ
17
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コーヤ
うららかな春の陽射しに蕗の薹花のガク開け白の微笑み
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沙久
好きだってもっと言えば良かったと君の写真を破れずにいる
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沙久
ちっぽけな哲学が湿気てしまわぬよう心にシリカゲルを詰めてゆく
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