灰色猫のお気に入りの歌一覧
絮谷新
春の陽に風の通へば陽炎の立ちては搖るぐはるけき荒地
22
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芳立
いまこそと花をまてどもさきがけの便りと生ゆるくさめくさめよ
10
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詠伝
キラめくため人は使うの?「愛」だとか「反核」だとかの強い言葉を
12
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秋日好
キラキラの中身が抜けてしまわぬよう等身大の尻尾がいいな
18
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秋日好
気に入った時の笑顔だ スーパーのジーンズ試して見せに来た君
23
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キュン太郎
トロッコが トンネル抜けて連れて行く 眩しい海に目をつぶれる幸せへ
9
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秋日好
カラヤンの田園速度に慣らされてバーンスタインさえも遅くて
18
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inosann
竹細工とんぼのように風に乗る口ばし一点ささえとしながら
21
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まあさ
お仕事も 生きゆくことも 日々精進 ゆっくりしっかり 本気で紡ぐ
22
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みやこうまし
枯淡とか諦観とかの老境に我は棹さす流されぬよう
20
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もなこもち
遅刻してでも近寄って見る価値がある路傍の梅はいま花ざかり
12
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むね
滿ちし月 凛と佇む 寒の空 雲に消されて その明を知る
13
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夕夏
みたままをおもったままをうたたねでみるゆめすべてうたねたにする
8
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千映
君の詠む過激川柳平然と受け止める吾は懐深し
12
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石川順一
試し読み「虹の彼方に」数ページドロシーカールマルクス私
13
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果禾緒
文字という窓から入れる風は春ジェラシーというカギを運び来る
8
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果禾緒
真夜中の禁断の実のチョコレート イブそのもののイブをとかして
6
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夢士
庭隅の古株に咲し沈丁花一枝手折り仏間に手向け
17
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沙久
短歌とは無縁のままでいた方が楽だったろうと奥底で思う
20
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夢士
銘水の湧き出づる地の酒美味し訪ね飲みたや「会津の誉」
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