灰色猫のお気に入りの歌一覧
萱斎院
やがて散るさるべきものと知りながら 身にかふがごと咲きすさぶらむ
7
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夢士
孫の顔撮りて並べて笑こぼる四代揃ひて一族の顔
23
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ひかり
毒となる消毒液の匂うとき核となる花手向けて静か
5
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詠み人知らず
誇る彼、私も知りたい地元愛 彼を育てた浪速の人情
6
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みやた〜
ものいわぬ雪の惑星 ふるさとの星によく似てふと振り返る
6
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まあさ
図らずも 苦手なジェット コースターに 乗ってたような 二月が終わる
18
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みやた〜
それはだな昔むかしの凍える日チーズとおでんが知り合う前の
4
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只野ハル
骨と皮曲げて閉じたる右脚を固まらぬよう開いて伸ばす
11
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只野ハル
リハビリもできない程に弱りたる父の髭剃る午後の病室
20
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只野ハル
時間が足りないとぼんやりそう思う時間はあるのだけれど
15
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只野ハル
フローリングが冷たく防寒靴を履く冬の避難所を思う
11
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只野ハル
おぼろげに浮かぶ書けない字のイメージを捉えて描く事もできない
12
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朔夜
三つ星も一つひとつと灯を消して春の星座となるにけるかな
7
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コーヤ
目標のクリアの階段積み重ね花の開く日夢見て進む
15
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コーヤ
ポツポツと落つる氷雨に白梅は笑みもかじかみ涙がほろり
17
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桐生賄
子の乗った 電車動かず 困ったと 連絡入るも 成す術のなく
15
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石川順一
フェルメールブルーの高さ贋作の事件など知るオランダ絵画
15
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絮谷新
熟るる香を含む豫感の晝つ方玻璃の内なる植物群に
15
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なかしぃ卿
人慣れし野良近寄らず我のもと嫌われしとはかくいふものかは
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なかしぃ卿
読みかけの本を片手に飲みかけの珈琲こぼしページ忘るる
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