灰色猫のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
一目惚れ前途遼遠はがゆさに見かねた親友つい橋渡し
6
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詠み人知らず
一筋に前だけ進む歩の駒や 恋は永遠、別離はないと
3
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リクシアナ
雪どけの風に心のすさむ日は西日かたむく部屋も恋しい
24
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九條千鶴
深藍の夜空に浮かぶ星たちをレジンの海に閉じ込めたいの
7
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沙久
「断定は出来ません。ただ恐らくは誰かが彼女を殺したのでしょう。」
12
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沙久
日だまりの中に血だまり出来上がり春を待たずに彼女は死んだ
14
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万陽
増えていく 栄養剤の 空きビンが前向きな君の 疲れを知らせる
17
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滝川昌之
再会はまたも喪服の従弟たち会話も同じつい苦笑い
23
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滝川昌之
伯母が逝く介護施設で聞く伯父は無念ささえも認知の外に
16
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なかしぃ卿
本読めば居ながらにして様々な見知らぬ世界垣間見えたり
8
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千映
紅の糸どんどん太くなるようで最期はロープになって首絞め
12
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夕夏
あかいいときれたらつなぐすこしはきょりもちじまるかむすびめおおき
7
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石川順一
何時からか冷たい雨が降って来て午前の晴れがウソの如くに
17
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まあさ
やわらかな 春のひざしに 目を覚ます 小さなタンポポ 弥生ついたち
20
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九條千鶴
庭先にそびえ立っている大木の名前を知らず迎える弥生
8
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想野
昼下がり春めく日ざし露天風呂 見上げる空に飛行機の雲
10
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河のほとり
つかの間におもかげ見えし花の香や風の行方の空にかほらむ
15
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西村 由佳里
春の野に用事にょきにょき現れてワタシが先よと背のびしている
7
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夏恋
どの車両も外国人の声ばかりここは確かに日本だけれど
8
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藍子
介護して皆が逝ったその後は四国のお遍路まわりをしようか
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