粕春大君のお気に入りの歌一覧
falcon
古傷が痛むか父よノモハンの野を駆け抜けし脚をさすりて
6
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falcon
生徒らに教へしわれがいたらぬと自ら責むる教師ありけり
8
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浅草大将
与謝の海集く千鳥の音を絶えて新潮薫るその乱れ髪
6
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猿ノ丞狂介
みかき守衛士のたく火の燃え移り応天門は灰燼に帰す
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浅草大将
相老の果ては死別を待つ前に万事休すと我は知らぬか
4
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浅草大将
沖つ辺に茜ほのかに差しそめて立つ白波に雲ぞ別るる
5
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浅草大将
いざ渡れ逢瀬のあらば武士の八十宇治川のはしたなきとも
3
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大河千紋
雪とけて野辺の若草色づけば命は泣きて生くるものと知る
5
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詠み人知らず
一面に降りたる霜の消ゆるごと君消えなまし我のもとより
4
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波江究一
庭の樹のみな苔帶ぶる寺さびてひねもすとほるうぐひすのこゑ
7
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仁 呼
眺むれば 碧きに見ゆる山々の 插し色紅く 日々に増しをり
5
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仁 呼
風寒く 春は名のみの 痛みあり 秀でし椿 時滿ちて落つ
9
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浅草大将
行けどなほ春は名のみの山路にも雪の花咲く一もとの梅
8
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弦跳
緩みてはまた張り詰める梓弓 つるが栞りし春は遥けき
2
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浅草大将
はや今朝は比良が嶺おろし雪消えて鳰照る湖に霞のぼり来
2
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仁 呼
手袋の 右に左に別れても 插さぬ手に手を あはす温もり
7
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浅草大将
泡雪の消ゆる別れはきぬ衣にしむる想ひの雨のあけぼの
6
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渡邉はるき
明け初めて空に寒さは残れども蕾の梅にぞ春は来ぬらし
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浅草大将
荒磯海こしの高嶺を吹く雪に緑を磨く巖根の松
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浅草大将
霜さへも冬の衣と打ちかへて残る野菊ぞ春を待つらし
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