幸子のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
生まれなさい嘆きよろこび飛び越えて無垢の叫びによごれて真っ赤に
9
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詠み人知らず
とても重い架け橋の下を潜るとき試されていく覚悟の鼓動
5
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詠み人知らず
人は逝き人は生まれる三月の大きな渦に涙のアーチ
10
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恣翁
泥靴の 点々と残る黒き跡に 雪解の春を ふと嗅ぎぬらし
17
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石川順一
カレー食べ手作りアイスも食べて居る昼餉のヌードル忘れられずに
7
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石川順一
道で死ぬ蝉の哀れは片羽根でもう片方の羽根もぼろぼろ
11
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石川順一
風強き雨後の庭には水溜まり池かと思へど直ぐに干上がり
14
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月虹
普段着の貴女がやけに嬉しくてそれはおそらく特別な恋
38
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横井 信
吹く風に 優しく雨は 若葉なで 歩いて行こう 傘はささずに
15
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へし切
うららかな三月上巳に初節句 雛遊びに みな ほころびぬ
18
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滝川昌之
迂回路とごまかし避けた争いを逃げだと笑う若き日のおれ
18
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水月
如月の凍える風に冬眠し背中にぬくみ目覚めし弥生
13
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水月
如月の残る雪に躊躇いて春風吹けど靡けぬ想い
12
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詠み人知らず
実をつける大樹はうっそり葉を寄せて下で待つ子に薫り落として
12
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詠み人知らず
駄目だって言いつつ起きる花粉症薬漬けでもかんじる 生きたさ
5
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新座の迷い人
ロシヤ兵 背後より攻め 術もなく 平気でやるか 強姦強奪
12
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へし切
味付けの基本はやはり「さしすせそ」子供を伸ばす基本もやはり
24
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詠み人知らず
完走を目指さず始めた徒競走転んだままの形で撤収
8
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秋日好
梅桃の後には桜たたなづくミヤマキリシマ目標にして
12
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秋日好
うたのわのアイコンたちは花粉症どこ吹く風で雅に吟詠
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