幸子のお気に入りの歌一覧
千映
肌に合う口紅選ぶ楽しみにまだ当分は女でいよう
12
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あゆか
眠らずに介護保険を調べてる似てる言葉とちがうサービス
11
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あゆか
転んでもソフトクリーム離さない五歳児なんて侮るなかれ
46
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松本直哉
おくれ毛のけぶるがごときをとめ子の吹きすましたるフルートの音
9
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松本直哉
肺腑まで海のにほひにそまりけり夏の光の江の電の駅
13
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松本直哉
網戸越し蚊遣りのにほふ鎌倉の夏の日暮れのかなかな聞こゆ
7
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松本直哉
子のためにアイロンあつる夏ゆかた蟬の声ふる祭りの朝に
15
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松本直哉
眼をとぢて無音の楽にききいりぬ雲中菩薩の舞ひとぶ御堂
9
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滝川昌之
喪失を時間でうすめゆく日々は なんと無力な自己に向き合い
26
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葱りんと
あの人に 会ったら何を 話そうか 考えるが花 何にも言えない
12
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詠み人知らず
風雪に耐えし人柄滲みたる和やかなる面の笑顔皺かな
17
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詠み人知らず
野辺送り 汝ねな泣きそ忍ばなも 御霊 黄泉路に惑はさせもぞ
14
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詠み人知らず
人逝けば疎縁の身内も利を得むと集くハイエナ骸食むがに
8
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詠み人知らず
忘られぬ思出胸に鏤みて眸に未来の蒼穹映さばや
15
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灰色猫
あの波に消されてしまった御霊への祈りの炎は消されずにある
25
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ななかまど
春たかく眠りかけたる西の月機影がそっとアンダーライン
9
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秋日好
書きかけの人生あちこち散らばせて撚りあわせもせず春を眺める
15
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滝川昌之
春障子 庭木に降りる鳥の影 さあ一啼きに息を殺して
20
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藍子
弟のメールに書かれた父のこと跡取りなんだと頼もしくなる
9
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ななかまど
コーヒーの香りをゆらす雪解かぜ語り尽きせぬことの多かり
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