コタローのお気に入りの歌一覧
灰色猫
成すことをすべて成し終え旅に立つ今日は死ぬのにもってこいの日
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灰色猫
神様の救いがあるまで教会のパイプオルガン狂って弾くの
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灰色猫
かさぶたを剥がすくらいのダメージで致命傷となるぼくはスライム
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灰色猫
美しい琥珀の石に包まれて海の地層で眠りにつけたら
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灰色猫
その庭は愛のあふれる庭でした柔道着から香るソフラン
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可不可
これならと鞘に化りたい一振は ガラスケースの中には無いな
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うすべに
銀の波 明石大門をゆく船の 跡追う鳥の目も春の色
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萱斎院
花咲けばやがて散るとは知りながら なほ待つ人ぞこころかなしき
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横井 信
今日はもう気持ちを少し切り替えてひとり乗り込むいつもの電車
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横井 信
年度末 今日でひとつの区切りだと顔を上げれば桜数輪
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つちだゆういち
君去りし失意の痛み癒すため流浪の如く夜を彷徨う
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夢士
青春の話題つきなし居酒屋の吾を囲みて亥年の爺婆
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夢士
辛夷咲く学園通り子らの声弾みころがる昼の坂道
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夢士
花桃の咲きて枝垂るる春の風行き交う人の装いあらた
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灰色猫
誰がために鳴るかわからぬ祝福の鐘の音色があふれている街
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灰色猫
まどろみがあまりに浅くある夜は亡者のような悪夢を歩む
16
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灰色猫
メビウスの表と裏のふたりではたどり着けない永遠の時
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灰色猫
右左前も後ろも閉ざされて初めてつばさの意味を知ったの
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灰色猫
指先が炎であったばっかりに焦がしてしまう未来予想図
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うすべに
ふるさとは海の香りの霞たち 朝陽を透かす山桜花
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