詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
雪柊
師が諭す 防具かついで 歩く道暑さと寒さ これも稽古と
15
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林林
旅先で厳しき自然ありのまま資源と為せる智恵と努力と
19
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夢士
川遊び孫より親が大はしゃぎ爺は火の番孫の番
18
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へし切
盆の夜は 妹が添い寝の夢枕 この世あの世の 恋路をかよふ
31
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沙久
ことごとく 跳ね返された 壁ついに 突き破った君 まだ「伸び代」秘め
14
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ながさき
ビールのみ クーラーきかせ テレビみる 高校球児 常総見事
19
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リクシアナ
傘ひとつ寄り添う肩の夕まぐれ終わりの百合に雨あたたかき
28
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コーヤ
夏風がそっと教えた木陰にはホタルブクロがうつむいて咲く
24
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灰色猫
瓶のなか異国の文字で記されて七つの海を旅する恋文
27
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雪柊
永久に彼の地に響く声を聞け「生きたかった」と「苦しかった」と
18
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Chico
いま一度 搖れななむとて バス車中 然り氣無くきみ傍らに寄る
18
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千映
ため込んだ書類の整理少しずつ断捨離嫁の顔が浮かんで
15
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千映
焼くことが元気になれると夏休み黒んぼう大会過去になり
12
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へし切
峰たかく いく重に雲の立ちのぼるあつき夏の日 暮れがたき空
24
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へし切
道すがら 野辺に咲きたるかほが花 妹が面影 思ふ夏の日
26
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灰色猫
アルプスの山嶺みたいなかき氷あまい苺に染めあげられて
30
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灰色猫
目も耳もだんだん効かなくなってゆく愛する人の名前を口に
30
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コーヤ
夕暮れを待ち侘びながら夕化粧だれを想うか可憐に微笑む
24
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コーヤ
ペダル漕ぎ 小鳥蝉鳴く うたに乗り 風切り分けて 追いかける夏
22
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夢士
秋立ちて葛の花咲く野辺のみち草木のみ知る秋の訪れ
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