さなせそのお気に入りの歌一覧
銀ねず
脱走兵くづれ落ちたる鉄骨の下にて繭なすごときその死
6
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詠み人知らず
パラフィン紙はがしはぐりて朔太郎詩集文庫の甘く匂える
6
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詠み人知らず
選択肢1から3は罠だ 「4。ずっと一緒にいてあげる(うそ)」
1
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詠み人知らず
愛される確証は無い 日本なら神とティッシュはどこにでも在る
7
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詠み人知らず
まっとうな息の仕方が分からない ヘルプページを彷徨う深夜
5
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詠み人知らず
永遠に 朽ちぬ砂糖が あったって 蟻が来たなら おしまいなのです
4
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やすむ
赤鬼ってなんで泣いたんだっけねと立ち上がる君は海を見ている
9
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銀ねず
さっきからじっと見ている さっきまで私の頸を絞めていた指
8
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対空
恋謳へるアンネ五七にあらざり破調でゆけ現代のきみは
3
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三沢左右
夜な明けそ真夏の子らの遊戯場へ行くらん声もしばしを待たな
16
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じゃこ
青りんご味のあめちゃん好きやけど青りんごって食べたことない
5
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京
お化けなら風に流されたとしても仕方がないね と 指輪をはめる
4
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対空
きみは靜かを追はれ危機の海へ青白き道であふぐ破船を
2
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対空
雲採りに行かうと思ふ指先に蜘蛛の死やはらかき洗面所
2
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咲間
「すきですだいすきですあいしています」段階を踏む境界が好き
2
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垂々
取り急ぎ返信してたあの頃と取り急がなくなったこの頃
21
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沙羅
くちびるの動きばかりに気をとられ君の話を聞いてなかった
28
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じゃこ
シルバニアファミリーの家破壊して私の声で叫ぶクマたち
7
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垂々
残像を消すために行く こっぴどくフラれた店に違う男と
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垂々
あんなにも間違っていたやり方のひとつひとつが青春だった
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