詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
石川順一
味噌汁にオクラがまるごと入りにけりさすがに残す皮が堅そう
16
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恣翁
夕立ちの名残りの滴 松陰の 柔き土にぞ 沁み入りにける
25
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恣翁
数を恃み 意は 空蝉の世に驕るも 砕けてものを思ふ頃かな
24
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コーヤ
生い茂る木々の谷間に踏みいれば鳥と風との語らい聞こゆ
22
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コーヤ
燃えるよな真紅の薔薇の花姿若き血潮の情熱をみる
18
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矢車菊
初夏の銀河の森の奥深く淡き光のひとつをきみに
26
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沙久
病生む元凶時の海に溶け今は心の救いに変わる
21
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滝川昌之
砂浜に遊泳禁止の赤い旗 白波にらむ「稲村ジェーン」たち
19
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紫草
孫のためいつでも描けるアンパンマン 大丸中丸小丸まるまる
22
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万陽
刻々と 嵐の近づく 空の下長靴鳴らし 職場へ向かう
10
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滝川昌之
「こんな人たち」と 呼ばれた方も国民で 「信」持てないと訴えただけ
21
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へし切
大風によせくる浪は荒れまどふひとの営みなほ荒れ勝る
20
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詠み人知らず
永久にとの 人の心は移ろふに 愛でらるる今 深く刻まむ
17
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詠み人知らず
穴あくも切れ込み入るも個性なり 見るもの癒すモンステラかな
15
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詠み人知らず
射抜かれしハートに逆らひ苦労して きみより視線もぎ離しけり
13
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まあさ
子らの声 聞こえぬ朝の 通学路 静かに台風 近づく気配
25
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君丸
わけもなく 涙あふれて落ちていく 見上げる君の 透明な傘
15
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灰色猫
誰しもが心の中に沈まない夕陽を抱いて日々を生きてる
26
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灰色猫
平凡な幸せすらも築けずに君の面影囚われたまま
18
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灰色猫
こそばゆい芝生の息吹感じてる少し裸足で歩いてみようよ
19
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