栞のお気に入りの歌一覧
ほたる
去年より桜の色も儚くて故なき不安の花散らし雨
17
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海生ろらび
校庭の木々が影絵に変わる頃「好き」と言われた意味を知ったの
13
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ふきのとう
寄せ書きにあふるる言の葉限りなく愛に包まれ古老去りゆく
15
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山本克夫
潮騒を忘れていたら春の日の三島由紀夫のページの揺れる
4
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山本克夫
笹舟を川にあずけてわたしなら下流で春を待っていますね
7
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只野ハル
ぼんぼりの灯り入らぬ夜桜に屋台は並び人の行き交う
12
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氷魚
盛大に花占をする大木の桜が散らす すききらいすき
16
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詠み人知らず
靴音がうるさいヒールを履いてきてごめんね 忍び逢う恋なのに
12
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詠み人知らず
あたしにも絵を描くような夜だとかあってもいいのに泣いたりせずに
12
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詠み人知らず
ひらがなの「ら」の字を描くように散る桜の花びら ららららららら
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逢
「好きです」に「ありがとう」って返事してあいまいにするあなたは嫌い
25
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小夜子
終わりゆく冬を惜しんで三月の雪ははらはら、はらはらと泣く
7
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柚々
まつり過ぎ男雛のよこに官女おくホントはここに坐りたいでしょ
7
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ふきのとう
晩春の冷たき雨に泣き濡れて椿一輪はかなく落つる
15
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はな
好きだけど恋じゃないからあなたとはこのまま堕ちていこうと思う
10
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はな
この次に会えたら話したいことが降りつもっては溶けていく春
15
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只野ハル
お休みの後に添えたいひとことを思い付けずにまた明日また
12
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ほたる
ペアグラス一つ欠ければ赤ワイン濃くなっていく浅き春の夜
12
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螢子
やさしさが心に響く五十音あいから始まる日本のことば
18
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さとうはな
みえすいた土曜日の嘘 海風と幼稚なキスでごまかされてみる
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