西村 由佳里のお気に入りの歌一覧
聴雨
透明な青き言の葉掌にとりて安らぎの夜の端に浮かべむ
16
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inosann
よりかかる営業車から見る空はいつでも私が主役の舞台
21
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たんぽぽすずめ。
指切りをつかの間交わし星屑の涙の満ちる天の川かな
17
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みなま
七夕に雨模様ならともに泣き晴れたら飛ぼうあの星の海
25
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光源氏
かりそめの契りを置きし月の影いとしき人の名残とどめむ
13
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もなca
短冊が結ばれるたびさらさらと笹の葉擦れの涼やかな音
29
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ふきのとう
しらじらと東の空は明けゆきて心新たに文月迎える
29
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詠み人知らず
幾たびも揺るぐ小舟を漕ぎながらたどり着きたる君の面影
29
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たんぽぽすずめ。
きれぎれの言の葉満ちて吹く綿の風のひとつに君をおもえり
36
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紫草
夕暮れの空は眺むる人々の心映しつ多岐にうつろふ
14
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紫草
入口の参院選のポスターの笑顔の人とあいさつ交わす
11
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詠み人知らず
動物が聞いたら全部「好きです」になるんだろうな君への言葉
3
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桜園
雨にうたれ葉に傷おいし朝顔も空にむかいて新蔓のばす
18
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光源氏
面影は心に深く残るらむ若きふたりの戀の涙も
15
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アキラ
亡き父の金庫にありし母からの拙き恋文ほのかに哀し
3
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小林道憲
水上は桜散るらし 白川に 花びら惑い流れゆくかな
9
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詠み人知らず
ひととせの海辺の貝を箸置きに添えた夕餉に涼風そよぐ
19
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河のほとり
山路には雲吹きはらふ風もなく静けき木々にタ立のふる
20
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雲居の月
夢よりも儚き時の移ろひに誰や知るらむ我が行く末を
13
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ゆうくん
春風に 海へ飛び立つ 残り花 はるか異国の 空をめざして
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