詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
秋波に足裏の砂を崩しいく寄す波さやかに行く夏惜しむ
12
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へし切
手にとれば香こそなつかし女郎花 秋の野風にやさしくなびく
23
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コーヤ
過ぎし日の夏のかけらを集め織りそっと畳んで思い出箱に
19
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リクシアナ
草分かつ風に枯れゆく荒庭に初菊ひかる夕焼けの窓
21
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灰色猫
自分には詠めない歌を詠む人に憧れ抱きそっと拍手す
24
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詠み人知らず
すぐ傍に不幸自慢の友がある 側からみれば 仕合わせ者の
21
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詠み人知らず
忙殺は無給不休の奉仕でも 恨みはしない まだ生きている
16
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コーヤ
冴えざえと露と輝き心打つ露草の青朝を清しく
17
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コーヤ
秋晴れに黄金色づく稲田見え実りの喜び風に乗りくる
19
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彌生
たのしみは 抱っこ嫌いの猫の仔が隣に伏して欠伸するとき
8
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沙久
「生きる価値」ないと入力された画面 耐えに耐えた跡振り絞っていた
13
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彌生
あたりめの袋を狙う猫の背を撫でる平和は守られますか?
5
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彌生
君となら どこまでだって行けそうと ペダルを回す快晴の下
9
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灰色猫
金色の繭を夢見る蚕たち熟蚕ひかえ眠りへおちる
16
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詠み人知らず
君の吹くトランペットの旋律に響き廣がる夕燒けの丘
24
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詠み人知らず
ひと夏の麦わら帽子吊りしとき萩月のひかりに潮の香ゆらぐ
17
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詠み人知らず
ほどけては結ぶコスモス風の愛嫋やかに揺れゐる君に頬ずり
12
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桐生賄
シャンメリー 見当たらなくて 子供泡ビールで祝う 娘の誕生日
15
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リクシアナ
雨わだち嵐の痕の地上絵を実りの神は如何に見るらむ
18
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絮谷新
水引の咲きし駅舎の改札を潜り抜けるは夏のお別れ
16
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