詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
土産物 それは貰って嬉しいか? 木彫りの熊の 運命やいかに
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詠み人知らず
さびしさに ひとり夜半まで呑みぬれば いつしか枕濡らせし はつなつ
16
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詠み人知らず
醒めたれば無音の闇に浮く子猿 遠方に月 星を泳ぎつ
12
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恣翁
門を閉ざし 籠もれる書斎の日は長く 床掃きし後 独り香焚く
22
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石川順一
矢車草土に穴掘り植えにけり春風薫風吹き倒したり
12
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コーヤ
花散りて若葉のひかる桜木に紅い実りがかわいく揺れる
25
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コーヤ
野辺に射すひかりの弦を奏でひく夏立つ風のみどりの楽筝
20
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いわこし
池のそば行くのが怖い聞こえない聞こえるはずの蚊の羽ばたきが
6
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いわこし
違います。四十九です。それ違う同じと違う。不知天命
5
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蔓葵
しまなみのたちばな香る道ゆけば君まつやまにわたる夕影
13
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石川順一
バーモントカレーとハヤシが融合し中辛とろける味になるのか
8
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石川順一
ヨーグルトキウイにイチゴブルーベリー砂糖を入れぬ知恵であるかな
9
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ガイトさん
宛のない旅を初めて十六年地図も無いまま風の向くまま
11
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石川順一
値上がりを実感したりブラックに数十円でも重き日々成す
12
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速魚
氷室より去年の土筆放り出し 今年の春を閉じ込めんとす
14
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滝川昌之
初夏になり入日薄れぬ西窓に若いモミジの葉影やさしく
28
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林林
いつまでもいつまでも手を振り続け見えなくなった、また会えるかな?
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林林
甥っ子の「もういっかい」にいそいそと娘は赤ちゃんせんべい割って
21
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林林
少年が作りしブロックの車を「ぼん」と壊して笑う幼子
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夢士
静寂や耳に残りし孫の声今より休むほつと一息
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