幸子のお気に入りの歌一覧
横井 信
柔らかく 大地を叩き 春を告ぐ 雨は烟らす 働く街を
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へし切
面影をかさねて見れば野の花はそばにいるよと春風にゆれ
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滝川昌之
名所とは呼べないただの河原でも生まれた町の花が気になる
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あゆか
ばあちゃんのデイサービスの準備してニュースにかなり置いて行かれた
6
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詠み人知らず
水を張り落ちた桜のふさ五つ浮かべる盆は春ひらく鏡
12
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ななかまど
春の雨枝をつたいてつぎつぎと真珠生まれて五つに七つ
7
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詠み人知らず
古語の山 昏きに未だ足掻けるも 月をかこちて道すすみゆく
17
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葱りんと
サツエキの白のオブジェで待ち合わせ 若きボウヤを 着飾り遊ぶ
13
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滝川昌之
竹林が春の合図と促せばまだ歌えずに逃げるウグイス
21
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コタロー
春雨や池の柳はうなだれて水面に出來る無數の水輪
6
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コタロー
紅白の梅が仄かに混じりつつ一樹の枝にちらほら咲きぬ
6
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灰色猫
夏からのその封筒をひらけたら誰かの光になれたでしょうか
23
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ななかまど
ひび割れて痛きおもいの寒のころワセリン仕舞い踵にも春
4
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秋日好
携帯が洗濯機の中廻ってるこのままふて寝してしまおうか
15
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夢士
春風に揺れて微笑む野辺の花カメラ向けられすまし顔する
12
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詠み人知らず
サーキュラを翻しつつくるくると恋の序曲を舞ふきみは華
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詠み人知らず
肩甲骨剥がすとふ実に恐ろしきストレッチとな 初耳なりけり
7
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詠み人知らず
古に参勤の列眺めしか 街道分けて立ち並む欅
15
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秋日好
花びらのように降るのはぼたん雪まだ気が早いと全てを止めて
21
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葱りんと
私には 到底書けない 一行を サラッと書けちゃう 女子力憎し
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