詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
千映
蝦夷さくら百閒道路の紅深く仔馬の目にも届くよ届く
20
もっと見る
野々花
今年またペットボトルの風ぐるま注文入り作り始める
15
もっと見る
野々花
「好き」という言葉は胸にとっておく最後に放つ切り札として
17
もっと見る
灰色猫
山のごと膨大な本売り払い空っぽの部屋老人は笑む
22
もっと見る
灰色猫
気がつけば僕ら開かぬ箱でしたお互い自分の鍵を持たない
23
もっと見る
灰色猫
平凡な安打がランニングホームランになる確率の本に会う
12
もっと見る
千映
木々の影伸びて車で走り去る腕まくりする寒がり夫と
11
もっと見る
千映
強風に八重の桜の花落下「今年もお疲れまた 来年」
10
もっと見る
紫草
葉桜となりゆく季の眩しきに人はひとりと身にしむものを
19
もっと見る
リクシアナ
ゆく春を追えば虚しき桜雨ゆだねて凌ぐ今と知るべし
29
もっと見る
inosann
米中露みつどもえする半島は今も昔もただのシアター
12
もっと見る
まあさ
万緑は 皐月の光に 輝いて 事務所開きに ふさわしい朝
19
もっと見る
秋日好
山桜 花散り舞いて隠すなら月夜に肌身曝してみようか
19
もっと見る
千映
五月病聞くこともない時代抜け気にせず生きる強い人達
12
もっと見る
吉野 鮎
冷ゆる手に薄紅色の石楠花のひとひらとりて不治を告ぐきみ
13
もっと見る
吉野 鮎
病む君と五重塔を仰ぎみる陽傾きて杉の香のたつ
12
もっと見る
沙久
再訪が叶わなかった御尊父をしっかりと送るあなたを想う
23
もっと見る
へし切
あしひきの山ほととぎす汝が鳴けばさらぬ別れのひとぞ恋しき
34
もっと見る
詠み人知らず
肩口に唇触れて 尖る胸 甘息かさね 奪り合う体温
12
もっと見る
詠み人知らず
甘噛みの 痛みのなかに イくがごと 陶酔めぐり 魂 彷徨へる
7
もっと見る
[1]
<<
250
|
251
|
252
|
253
|
254
|
255
|
256
|
257
|
258
|
259
|
260
>>
[280]