詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
筋肉と肺の限界見えるほど 流してくるから 野菜炒めを
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へし切
うす紅に頬を染めつつ人見知り路地の日陰に秋の海棠
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コーヤ
織り成した彩るうたに触れゆけば生きる力が湧き出でてくる
11
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灰色猫
本当の自分の歌とはどこなのか105円のチョコミントと考える
13
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灰色猫
敵じゃないスズメバチに念じつつ路上でしばし睨めっこ
15
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コーヤ
美しき調べ奏でるうたのわに触れゆくことで力湧き出て
14
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リクシアナ
シグナルの滲む窓 助手席の背に肩裄を抱く君の横顔
17
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沙久
「運転士、倒れたため」の赤信号 その人の無事を 車内で祈る
13
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沙久
この暑さにまかせて君に「告白」をしようかなんて 空見上げてる
12
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詠み人知らず
呑み込んで腐敗しきった一文を あんたの顔に吐いていいかい
16
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灰色猫
眠れない夜の帳を渡りゆき虫の輪唱ベルスーズとす
13
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コーヤ
誘惑の甘い香りにふり向けば金木犀散る十字架無数
15
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沙久
どちらにも「自分」はいるのゲマインシャフト ゲゼルシャフトにもほらよく見なよ
11
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沙久
こわごわと 蒸し器の蓋開け 「成功」に 浮かれいそいそ 職員室へ
15
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コーヤ
鈴虫の鈴を転がすような音は美し優しい母との記憶
16
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西村 由佳里
締め切りが迫る近づく駆けてくる何も書けない私のもとに
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絮谷新
加速する仮想世界を疾走し末の意識は胡蝶の夢か
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林林
「冷めぬうち食えよ」と兄は妹に湯気ほわほわの蒸しパン分ける
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林林
赤ちゃんのお指くらいのゴーヤーが襲い来る秋に身の細きまま
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林林
君の呼ぶ声かと思い起き出せば闇夜に叩きつける雨音
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