詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
リクシアナ
食糧が尽きて封切る御鏡の二百二十日に雑煮は美味し
20
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灰色猫
濁流に押し流されたるこうろぎの響くことなき命の調べ
25
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灰色猫
純白のドレスをまとう花嫁の笑顔の如くダリアは咲きたり
17
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灰色猫
おはようとおやすみなさいがエコーするごくありふれた幸せな日々
19
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灰色猫
秋の夜に寝返りを打つああこれはわたし最後のワルツであった
18
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灰色猫
青紅葉参道歩むふたり道今日の願いは何にしようか
21
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ひの
足跡はついただろうか君という海の砂浜 私の素足
7
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ひの
さみしさを抱きしめる夜絶対に割れないようにじっとしている
6
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コーヤ
秋風に乗って届いた虫の声囁き響くは愛のうたかな
16
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灰色猫
花飾り秋桜手折り摘み取った幼心の罪の祝祭
17
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へし切
言の葉の浮かびこぬ日もときにあり今日も苦しむ七五の調べ
20
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沙久
「お帰り」と言われて気付く「嗚呼、ここで私は生きていたのだなあ」と
19
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灰色猫
響きあうふたつのグラスになれました旬を迎えたぶどう畑で
20
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ながさき
残虐な 悪魔は嗤う 「悲しみ」を 真面目に生きる 「人の不幸」を
18
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コーヤ
重陽の節句祝いて菊酒を夫と酌みて長寿祈らん
19
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コーヤ
ふうわりと香り立たせて金木犀オレンジの星謙虚に咲かせ
16
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千映
励ましに優しさ滲む文字見つけまだ見ぬ君を想像の夜
11
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灰色猫
星もない暗闇のなか孤独でも君の歌声届いているよ
20
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リクシアナ
秋雨の朝のコーヒー香りたち鋳物ストーブに早や火の入る
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ながさき
ある瞬間 悪魔が人に とりついて 悲劇を起こせと 指令を下す
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