灰色猫のお気に入りの歌一覧
松井一馬
どうだっていいわ本の帯にある累計発行部数くらいに
4
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森川
枝揺すり 花びら越しに ゑんだ人今年は逢へず もはや葉桜
8
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び わ
名人は「吾はへぼなり不器用」と諌めてのぞむやまはいずこに
5
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詠み人知らず
数万の悲鳴を貫き涙して終戦願う彷徨う弾丸
8
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び わ
がたごとと電車にゆられサークルへ皆と汗かく太極拳で
7
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士心
文のない二日目の朝 わたしでは ない誰を抱いて眠るの
6
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林林
草抜けば ダンゴムシ居て 草戻す 住所が同じ 家族が増えた
16
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みろく
コンクリのゾウ舎は今も空のまま 像のはな子になりて帰りぬ
28
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林林
草抜けばダンゴムシ居て草戻す月に開いた窓閉じる如
17
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林林
草抜けばダンゴムシ居て草戻すその横鎌を振るカマキリが
18
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まあさ
仕事着の 夫は日に日に 輝いて 深い傷痕 くすませてゆく
32
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秋日好
梅の枝の若葉の陰にちいさな実清冽の青思春期間近
16
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千映
日々変化みる庭の花可愛くて感謝と労い愛のシャワーを
15
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秋日好
去る人に寂しと云えず長き文思い出辿る堂々巡り
18
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秋日好
「たんま」して子らは躑躅の蜜を吸い蝶々のように舞飛びはしゃぐ
16
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秋日好
バス停で私の英語を解さんと読唇術する毎朝の友
22
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みろく
去る人に寂しと云えず長き文忍ばせ渡す出雲のお守り
34
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千映
復興のお手伝いには観光を杜の都の春は迎える
20
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野々花
ゆらゆらと水面漂う花筏戸惑う恋の行方のように
22
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みやこうまし
長生きは余得というかさにあらず債務を残す負の遺産かも
15
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