灰色猫のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
なりチャほど あざとくもなく 悪びれず 心放てる 恋花 網に
11
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詠み人知らず
心あてに 蒔かばや蒔かむ 窓の辺に 盛夏帳と 朝顔の花
13
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藍子
タンポポに良く似た帽子の園児たち隊列作り笑顔で歩く
27
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己利善慮鬼
キャンパスを削るようなる雷雨にて冷たき窓に思えるか君
6
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松井一馬
百年の恋が生まれる瞬間は感知しないのかお前たちは
5
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松井一馬
いつの日か救われるって思ってた手錠の優しくなさを知るまで
6
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桐生賄
就活に 欠かせないのが 要普免 取れるだろうか 娘が心配だ
22
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滝川昌之
不意にきた雷雨に水を得た鯉は龍を目指して空翔けあがる
22
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夕凪
からからん、私の心 空洞だ。寂しい風が眠らせてくれぬ。
7
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詠み人知らず
明日また天気になあれ!と靴飛ばす小さき影が夕陽を抜き去る
10
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千映
京の街和菓子の試食外国のお人の箸が止まらない
9
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千映
桜えび効能知って膳の上しらす押しのけ鎮座している
15
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千映
毛羽だったパフに見えます八重桜ありがとうねの声また掛ける
14
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九條千鶴
銀色の簾の雨をかき分けてあの人がまつ家へと帰る
8
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西村 由佳里
うぬぼれの虫よさよなら傑作と思っていたのにそうじゃなかった
13
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詠み人知らず
祖父母へとお菓子をお供に おもてなし 夫婦の鯉が桃花の波越え
9
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千葉 甫
折々に屋根の端から青空の風に出てくる鯉幟の尾
7
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恣翁
「半熟のボイルドエッグが食べたい。」と きみ温める言葉贈るよ
22
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藤本
ああそれは昨日拾った貝殻です 海の音なら聞こえませんよ
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石川順一
夕暮れのマグマの噴出警戒しビルマの独立闘士を思ふ
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