幸子のお気に入りの歌一覧
夕夏
ぽつぽつといけのみなもにえがくえんまるをかさねてはなまるをなす
7
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吉野 鮎
力士より呼び出し彼にぞつこんで人それぞれに相撲の嗜み
13
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松本直哉
いもを煮てくるるをとこを婿とせよかみながき子よなつのをとめよ
9
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灰色猫
梔子の白き花咲く甘き庭やさしく香る夏の訪れ
23
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詠み人知らず
今こそと天に唾する浅ましさ そんなに嫌ならとっとと出れば
12
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詠み人知らず
時だけが無駄に過ぎてく老いの坂庭の草取り前に言い訳
15
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恣翁
鮮やかに色濃き木々に 石畳 坂も静けき長崎の町
16
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ななかまど
梅雨寒に深きため息空に吐くやませ吹きいる山に向かいて
9
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滝川昌之
予報士の見通しよりも明確に雨季の終わりを告ぐ蝉の声
20
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可不可
夏やすみ浮かれる口に三十一文字うかばなかった遊び盛り
9
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滝川昌之
学校で育てたアサガオ庭先に来て夏休み始まる隣家
19
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ななかまど
もも食めば気持ちやさしく桃になり吾わすれいしことのひとつか
9
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恣翁
蝋燭の暗き火 夜風に瞬きて 百物語 佳境を迎ふ
15
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つゆふみ
名づければ 姿を隠す竜ならば「名づけられないそれ」と名付ける
9
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つゆふみ
海も地もみんななまえを変えたなら君は立つコトバ以前の大地
4
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つゆふみ
海も地もみんななまえを変えたなら言いあらわせる はずなどないさ
9
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ななかまど
格子樹のみどりのなかを風に舞うポプラがはなつ雪華の夏
9
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滝川昌之
外灯下ひっくり返ったカブトムシ起こせば続く夏が飛び立つ
16
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詠み人知らず
在りし日の夫ほめてくれた待ち受けの画面そのままに三年の夏が
15
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あゆか
テスト前縁起いいことやってみる首席はしない実力勝負
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