詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
味噌バターコーンラーメン どれひとつ省略できない私の真言
7
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詠み人知らず
濱づたひ木の葉さやげば遥々と歌よみ交はしし日々な忘れそ
9
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あかつき
赤い糸もつれほつれて幕引きのエンドロールの名に「元」を足す
6
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あかつき
温もりが冷めたら水に流すだけ追焚き出来ず去りし1K
7
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千映
うとうとすることの増え君の目に若かりし吾が見えているのか
10
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滝川昌之
寒耐える桜木ひとり一人ごとその花ひらけセンター入試
19
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千映
街に出るバスに乗ったりランチなど歌詠むなにか見つかる期待
6
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桜枝巧
黒板をブラックボードと呼んでいた私はきっと特別だった
7
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千野鶴子
自らの笑い声だけやけに響く独り暮らしの夜の静寂に
14
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灰色猫
熱々のロールキャベツを食べたなら草食男子を卒業しなさい
18
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灰色猫
コンソメ派ケチャップ派との論争に冷めゆくロールキャベツのなみだ
16
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桜枝巧
蟹という字の複雑さ 彼は多分自分のことを分かってほしい
3
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滝川昌之
保健室 右往左往の寒の内 学級閉鎖の噂が走る
18
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詠み人知らず
凍る刃をさめて鞘は後朝の訣れ惜しむ如く横たふ
7
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藍子
年末も年始も無くて病院の父の寝顔を見ている毎日
20
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藍子
正月の目出度き気分終わること七草粥に教えられてる
12
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藍子
びゅうびゅうと窓を叩いた空っ風我が故郷の風物詩なり
11
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林林
ふううって息を吹いたら温かな湯気が応える冬の味噌汁
24
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西村 由佳里
ボクたちは人間だってそうでしょう鱗を取って食べるのだもの
4
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滝川昌之
前奏でいつも躓くアルペジオ恋歌なんて歌い出せない
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