詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
みどり児の鼻水 じゅるりと躊躇はず 吸ひつる人に母の愛見ゆ
14
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灰色猫
砂山に突き刺さってる空色のシャベルはきっと幼き国旗
23
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灰色猫
縁日の屋台に並ぶイカ焼きの海の怒りが美味しそうです
13
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灰色猫
のりたまを迷うことなくふりかけるこの平凡な素晴らしき日々
23
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灰色猫
真っ白な雪原に立つ七色は君へとつづく架け橋でしょうか
18
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石川順一
明日死ぬこの決めつけは何なのか象徴的に傘を選べり
19
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夕夏
あがいてもあなたがそばにそえるひとわたしじゃないとさとるしゅんかん
5
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夢士
ぶらぶらと川辺を歩く昼下がり風に吹かるる枯れ尾花かな
19
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ふじこ
哀しみの砂と眠るは十三湊ひとり鷗よ泣いてくれるな
19
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葱りんと
寒いのが 嫌なら南国 住めばいい 留まる理由 ここの何処好き?
10
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千映
沢山の剪定の後鳥来ない夫の落胆日に日に強い
13
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千映
二十年経てトーテンポール撤去され造った子達も子の親となる
12
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祈り花
嫁した子と取り止めも無く語り合ひ癒し藥と互みに思ふ
13
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千映
吾の人生残りをどんな味付けに普通のなかに個性を振りかけ
11
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日置鳩子
廃校のタイヤの跳び箱吹き抜けて風よ歓声を掴まえにいけ
21
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横井 信
不意をつく 普通に過ごし 足がつり 夜中に目覚め こらえる涙
12
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日置鳩子
為朝の射ち落としたと指させば溟海にたぎるジュラルミンの月
12
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横井 信
歩く時 浮かぶ言葉が 面白い 心を巡る 果てしなき旅
21
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日置鳩子
打てや打て夜雨に手拍子打つならば冬の心ののどけからまし
15
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石川順一
木曽川の鬼が島には木ばかりが鉄橋通る電車が過ぎる
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