大野 冨士子のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
ムツゴロウいるめり 雨の多だ降り 更地がゆるき どろんこになれば
11
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灰色猫
太陽のその偉大さを学ぶためあなたは桃を生きてみなさい
17
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灰色猫
バスルーム排水溝に消えてゆく一夜限りの恋の雫が
18
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吉野 鮎
留學を決めしきみには添へぬ身を默し歩める欅道しぐれ
24
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へし切
いたずらに歳月ばかり過ぎ行けどやがて花咲き稔る時あり
35
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葱りんと
ダウン着て素足サンダルちぐはぐな 恰好でコンビニ おでんとアイス
14
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灰色猫
美しい四季に心委ねれば誠の歌を詠めるでしょうか
22
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滝川昌之
転居先告げぬ隣家の荒れ庭のナナカマドにも秋は色づき
31
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inosann
花を買い後日に鉢と土を買う理解し難い妻の日常
25
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千映
「ありがとう。ごめんなさい」がすんなりといえるあなたに乾杯しよう
18
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石川順一
起重機は今日はお休み平日にかすかな震えを部屋にもたらし
15
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こぐまじゅんこ
子どもらに読んでもらえるお話を書ける私になれるといいな
7
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詠み人知らず
桃の皮剥がしたほどの傷みなら愛の終わりは空しきものよ
21
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近江の人
ご近所の猫が夕焼け眺めてる見えているのは何色かしら
6
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ふじこ
幼子が拾いし傍にまた一枚はらりと届く秋のお便り
17
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千映
食卓に赤いトマトがあったならも少し食欲わいた気がする
16
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石川順一
ミニチュアのテントウムシが葉に居れば蚊が居る世界も少しはうべなえ
15
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ラベンダー
朝来ると 頰紅口紅 差していた 祖母の表情 凛と若くて
22
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詠み人知らず
リーマンになりたくねぇと同級生今は立派な営業マンに
6
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夢士
硝子器の酢漬けの茗荷酒の膳移ろう四季の早きを思ふ
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