灰色猫のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
饒舌で隠せぬ嘘を凍らせて メルトダウンは 墓石の下で
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inosann
広場にて愛の言葉を交わしつつ親子で投げ合う白球の飛ぶ
23
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まあさ
永遠の 平和を望み 日本語の 「ドレミの歌」を 口ずさむ朝
24
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恣翁
光満ち 土の香の風 麦畑の 青き野面を蒸すがに渡れり
25
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君丸
怒を悪と 諭す風潮うんざりし 尾を握りくる貴に立てた爪
6
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新座の迷い人
桜花 今は散り果て 実が熟れて 小鳥喜び 餌を食べに来
12
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び わ
吾というかたちがありて風は吹く君の笑顔も幸という字も
11
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藤波
堅香子の蕾を我が見つければ時を隔てて君が花見る
11
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北窓
もう少し強いつもりでいたけれど木下闇でうずくまるだけ
10
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へし切
春くれて五月の空は青々と今日よりむかふ夏色の山
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石川順一
充電は点滅起こり黄緑の色が深夜をずっと付いて居る
12
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詠伝
枕べに神話で楚々と語り継ぐおやのこごろしこのおやごろし
12
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石川順一
もつ煮込みどて煮の違ひが分からない大根も混じり味噌は薄めで
12
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利己翔
明日から区別ができない感情はまぜこぜにしていい許可を取る
7
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利己翔
絶対に忘れたくないことにする俳句の人へのライバル意識
4
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詠み人知らず
こんなにも 今じゃ君の虜だし ドラマチックな出会いじゃなくても
16
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詠み人知らず
絡みたい 行けばビビらす 身に滲みて 甘んじている ただモブ歌人
14
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詠み人知らず
心して 健やかに 世にながらへば 移ろい見ゆぞ 面白かるべき
14
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詠み人知らず
泥団子こねて丸めて砂かけて ふるまう友なく戯ぶる子猿
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詠み人知らず
ぞんざいに反比例して 慇懃なみなさま 申し訳ございません
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