灰色猫のお気に入りの歌一覧
しろいたろしん
カタツムリ 見せる約束した日から 梅雨 これまでにない色放つ
9
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河のほとり
草はらを風とさまよふ心のみむかしにかへるたそがれの空
23
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ガイトさん
悲しさはしょっぱい味がするのかな海の黒さと涙の味と
9
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詠み人知らず
修道女小さな鐘手に追いかけて夕焼け小焼け置いてかないで
6
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石川順一
扉開き鐘が鳴る朝二度寝する母が散歩に出かけようとし
12
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石川順一
黒インク数十円の値上げでも憂悶して居る弱さ黒雲
16
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石川順一
製氷機壊れてしまう疚しさは短歌を止めた頃に同値し
13
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りんす
いつの日か思い出せたらいいよねと午後五時の風 海を見つめて
9
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千映
落ち花弁掃きつつ明日の喜寿祝いイベント中心孫になりそう
14
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詠み人知らず
不可逆の呪縛のような秒針も 百年経てば 誰も知らない
23
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万陽
吾子の靴 半年もせず 買い替えり成長の証 と思えば嬉し
17
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沙久
聴けできた「わだばゴッホになる」どって 棟方が命彫ってだ音(おど)っこ
17
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安井シンゴ
「一味より七味が好き」と云う君と何百杯目かのうどんすすりおり
15
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恣翁
わだば(はぁ) 八十神掛けて 世に出でむ 人にも告げつ ゴッホになると
21
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新座の迷い人
妻が泣く 家に帰ると 言いだして 叶わぬ思い 我も感涙
20
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千葉 甫
所在なく降る雨の音聞いていて爪を切らねばならぬと思う
9
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詠み人知らず
本当の気持ちの1・1倍の声で謝る遅刻の電話
16
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沙久
神様は「恋」という科目作らずに「各自の課題!」と宿題にした
26
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キュン太郎
青い海 包みこんでく赤潮は 秋と早すぎる恋に落ちたよう
7
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沙久
まる椅子に座って君が髪を切る「この距離」がやけに切なくさせる
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