コタローのお気に入りの歌一覧
Chico
書きかけの ふみ 舞ひあげて 春一番
6
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Chico
( 人類ハ未ダ幼シ ) はらひらと 文字 舞ひ上ぐる 春一番
9
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Chico
わが家賃督促状もはためくや 東京五輪の閃光テレビ
8
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Chico
壁面に孤獨なるわれ際立たせ 東京五輪の閃光テレビ
9
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只野ハル
病院のロビーの壁のクリムトのユングフラウは絡み眠れる
11
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只野ハル
デイに行く病室に行く生活のリズムなくなる母逝きし後
15
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只野ハル
看護士の処置の入りて病室を離れしうちに母の息絶え
18
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つばす
下町の油の匂い鍛造の響く今年も花が咲いたね
7
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つばす
安治川の渡る大橋遠すぎて渡しを捜すもあるわけないさ
4
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つばす
花のした黄蝶二匹が舞い乱れつかず離れず踊るはタンゴ
5
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つばす
ひらひらと舞い散る花びら背に乗せて家路に運ぶ季節の香り
6
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つばす
タンポポに占拠されし河川敷花咲け進む乱れ脚
4
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露草
目と耳を固く塞ぐも口だけは大きく開けて毒を吐く愚者
9
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露草
子を殺め親を殺める日本見ていかに思うやアインシュタイン
7
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露草
福島をあまねく濡らす涙雨 あれから八年 三・一一
19
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露草
ひっそりと置かれた場所で野の花は咲いて誇らず散って腐らず
19
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露草
現世の身をうたかたと悟るともうたかたならじ君との縁
18
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KEN
夕べまで 笑みを浮かべし 魂いづこ 風の止む朝 梅が枝に問ふ
11
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ななかまど
重たかり春待つつぼみ木の芽雪ネクタイの色まだ決めかねて
7
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ななかまど
天の隅しろくぼかして花辛夷冬の名残りの陸奥の山
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