詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
絮谷新
忘却の流れを染むる曼珠沙華水藻に絡む櫛を贄とす
17
もっと見る
絮谷新
橋脚を殘せしままの山間に汽笛傳ふる雁渡しかな
20
もっと見る
桐生賄
お日様が 顔出し吾も 張り切って 掃除・洗濯 衣替えなり
18
もっと見る
リクシアナ
朝冷えの彼岸詣の地蔵尊花野にあがる霧の緞帳
23
もっと見る
コーヤ
古のうたの潜む心に触れゆけば今も変わらぬ温もり覚ゆ
24
もっと見る
詠み人知らず
休日に仕事に励む喜びよ 日本がオレを 祝ってくれる
25
もっと見る
千映
お習字に燃えてる孫のお清書を眺めて日々の活力にする
16
もっと見る
橙田千尋
世界から拒絶されたての僕が手を振るここは多目的トイレ
5
もっと見る
沙久
鵯が 軒の庇に 雨宿り 寂し怖かろう 吾母となろう
16
もっと見る
林林
ああ君がこの世に生まれた今日この日その瞬間の光よ永遠に
23
もっと見る
林林
鵯が軒の庇に雨宿りヒヨドリがのきのひさしにあまやどり
16
もっと見る
林林
今あなたの体内にいる風邪だとかみんな私が吸い取ってやる
20
もっと見る
aki
託されて荷を背負ふやうな人生に父の命はカタと轉びぬ
13
もっと見る
aki
雨の日に想つてゐること書きつけて忘れないやう唄にしてゐる
6
もっと見る
aki
雨ならばよく眠れるといふ君は少し悲しい氣配持つ人
15
もっと見る
麻
激つ瀬の早き秋雨さめやらで燃ゆる火を置く彼岸花かな
25
もっと見る
林林
海旅し激流潜り戻り来る鮭をあなたは凛とさばきぬ
17
もっと見る
Chico
送り火に我に返つてよみかけた「異人たちとの夏」閉ぢる 了
24
もっと見る
葱りんと
鮭さばく なるべく捨てない ありがとう 美味しく食べると にわかアイヌで
15
もっと見る
たけくらべ
夕されば心に浮かぶ於母影を恋ひくれなゐの空は暮れなむ
21
もっと見る
[1]
<<
240
|
241
|
242
|
243
|
244
|
245
|
246
|
247
|
248
|
249
|
250
>>
[339]