詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
秋日好
JIS規格配色カードと比べるとうちの銀杏はソフトイエロー
15
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秋日好
純粋に小石に感動する心 石は玉にもパレスにもなる
20
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灰色猫
飛行するひとつふたつと荷を捨てて夢を力に衛星軌道へ
17
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月虹
単純に黄色と言えぬ過ぎし日の君と見つけた銀杏並木は
64
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滝川昌之
蔦紅葉 落ちたばかりの葉を一つ 歌材ノートに綴じ込める秋
31
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へし切
冬枯れし庭の日陰の石蕗の花 黄色に咲くは母の温もり
29
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横井 信
楽しげな さえずり響く 朝の駅 雲なく青い 空を見上げて
15
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石川順一
舗装され入り口なれば通過する地割れの出来た元田圃かな
13
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灰色猫
赤い糸辿ってゆけば図書室の恋の一首と結ばれました
24
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灰色猫
卒業です無人の駅に舞う桜君がいたからひとりじゃなかった
19
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灰色猫
霜月の睡蓮鉢にて越冬の準備に入るめだか励ます
28
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秋日好
残照を当てて洗濯取り込んで、思っていたらうたのわしてた
14
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秋日好
降り積もる秋は思いも深くなる澄んで心も照らされてしまう
21
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石川順一
稲穂揺れ土は崩され地割れして虫はまだ鳴きススキはたくまし
22
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石川順一
草むらにまだ虫の音が聞こえ来る草だけを撮る果物の木も
11
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萱斎院
木枯らしの風に木の間のひろごれど なほくれなゐにめぐむ枝かな
15
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へし切
老いし母の元気な聲に安堵する「変わりないかと」受話器の先に
29
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滝川昌之
ラグビーのボールは時に手に着かずスルリと落ちて他人へわたる
22
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秋日好
また一年一緒に居られた大焚き火肩を抱かれて昇り龍見る
17
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秋日好
腰の手は支えだろうけどまだ待って花火絵巻の最後の三発
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