詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
めだか
ようやくに歩いているか老犬と老いたる男夕陽に消える
10
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リクシアナ
秋鷹の風乗りあそぶ天気雨ゆきの兆しか銀の虹さす
23
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絮谷新
虹の端は螺旋の夢に閉ざされき紙風船の行方を問へば
20
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コーヤ
わびすけや日ごとに秋を感じてか香り含みて蕾ふくらむ
17
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リクシアナ
徒花を知るや知らずや十月の苺畑に白い花咲く
23
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絮谷新
かの肌に纏ふ香りは山茶花の移らふ闇に咲きて新月
19
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詠み人知らず
誕生日祝ってくれし友あらば歳を取るのも幸せなりき
25
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麻
夕暮れの千里の雲も竜田姫なべて茜に染むる頃かな
24
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Chico
たまきはる命かぎりに 優曇華 曇りのちみな花に生るかも
20
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リクシアナ
真白なる夜明けの湖に落鮒の水影ふれて夢に微睡む
25
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灰色猫
傷痕を隠さず生きる刻まれたこれも私の一部であるから
27
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コーヤ
黄金に染まるアカシア並木道暮れゆく闇も明るく光る
22
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たけくらべ
出来秋に実るいな穂の煌めきは郷邑の黄金と思はるるかな
15
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炭酸水
待ち切れずおおいぬの四肢雲を蹴る秋雨の夜の束の間の晴れ
14
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ながさき
「栗の実を拾ってきたよ」 妻は言う 妻には妻の 楽しみがある
28
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灰色猫
逝く時にごくささやかな思い出を幸せと呼ぶ僕ら旅人
21
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たけくらべ
水澄みて空澄みわたる秋の日にもみぢ狩る吾の心澄みけり
20
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コーヤ
団栗を拾い集めた幼き日想い浮かべて野辺の路ゆく
21
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コーヤ
秋風がススキを揺する野辺の路曲がりで笑むる野紺菊をみゆ
16
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リクシアナ
峡谷のこだま渡りて蔓しなう葡萄紅葉の露結びけり
23
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