御宿川蝉のお気に入りの歌一覧
更紗
待つほどに美しく咲く花のごと君への想い開くを夢見る
10
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滝川昌之
みそ汁のシジミの小さき身を喰えば苦味に昨夜の酒省みる
17
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灰色猫
生きるとはなんであるかと箇条書きしている人と炎を囲む
14
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falcon
白梅の散り咲きにほふ気高さにしのぶおもかげ幸うすきひと
10
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らくだより
春雪や鵺の聲聞く朝ぼらけ白き光の山とかす音
4
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鞘森天十里
山村の荒れ田の中の里桜しづかに咲きてしづかに散りゆく
10
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天徳乃東風
思ひ出づ花に驚くその笑顏君と歩かむ春の夜櫻
6
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ななかまど
寒あけの雨が優しく降りおれば畑のニングルわれ呼ぶような
18
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杏実
木蓮に あの日の君を 巡らせば 胸の痛みを つかの間抱きしめ
6
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ガビー
あの頃は路地や空き地が公園で 土管ひとつでずっと遊べた
6
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凌霄花
今は昔早くて自慢の暗算も見る影もなく老いてゆく日々
11
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へし切
マスク解く もどる笑顔と涙かな 別れ 旅立ち 卒業の日に
19
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茂作
きぬざやの花咲き初めて蝶々の みえつかくれつ交じりて遊ぶ
17
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横井 信
花冷えの冷たい雨のテレワークなんだか今日は進まぬ仕事
12
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へし切
菜の花の 群れ咲く原に紋黄蝶 色も共なる 春はのどけし
18
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茂作
人棲まぬ家にも春の訪れて 辛夷の花は咲きて散りけり
20
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里香
何となく 気に食わないので 裏返す 父からもらった詩集の表紙
10
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萱斎院
うぐひすにめさむひとり寝たれや知る なみだの川の流るる音と
7
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横井 信
春の日の強い陽射しに青空の下弦の月は淡くなりゆく
16
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へし切
冬ごもり ふふみあり待つ春の日を 人も我慢の花の咲きどき
14
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